1450166 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

白鵬翔 06年NEWS32

 スポーツ報知 11月 19日
<抜粋> 
左足親指を骨折し九州場所を休場した大関・白鵬(21)=宮城野=が18日、福岡・博多区にある宮城野部屋で復帰へ向けて始動した。久しぶりに汗を流した白鵬は、スポーツ報知の取材に対し、初場所(1月7日初日、東京・両国国技館)での完全復活を誓った。復活への第1歩だ。午前8時50分。けいこ場にジャージー姿の白鵬が、宿舎から歩いて現れた。2日に手術した患部は、プレートで固定してあるが、しっかりとした足どり。しばらく部屋の力士と談笑すると、表情を引き締め土俵に近づいた。「相撲をしたい気持ちになった」約2週間眠っていた体を、ゆっくりと動かし始めた。「怖いという気持ちを乗り越えないと次がないから」まわしを着けていないため土俵内には入らなかったが、てっぽう、腕立て伏せなどを黙々。「思ったよりいい感じ。いい汗かいたよ」と、気持ちよさそうに額の汗をぬぐった。手応えを感じた白鵬は、12月3日から始まる冬巡業への参加も明言した。「土俵感覚を取り戻さないと。一場所休むと違うからね」と説明。土俵入りだけの可能性もあるが、ファンに元気な姿を見せるつもりだ。今場所2日目には、角界入りへの道を切り開いてくれたモンゴルの先輩・旭鷲山が、心臓の病気で引退。「旭鷲山関を見て相撲を取りたいと思った。これからも応援してもらうために頑張っていかないと」。“恩人”旭鷲山のため、負傷後も声をかけてくれたファンのため、初場所の土俵で、強い白鵬を見せる。  



 デイリースポーツ 11月 26日
<抜粋> 白鵬が冬巡業参加へ
左足親指の付け根を骨折し、大相撲九州場所を全休した大関白鵬が来月3日から九州地方で始まる冬巡業に参加することになった。入門時から指導する熊ケ谷親方(元幕内竹葉山)が26日に明らかにした。白鵬は既に患部のギプスが取れており、軽い運動を再開している。巡業では申し合いには加わらないが、土俵入りなどは行う予定。熊ケ谷親方は「若いから治りが速い。力士のみんなと顔を合わせて元気を取り戻せばいい」と話した。  



 スポーツ報知 12月 4日
<抜粋> 白鵬、術後初まわし!笑顔で「痛みない」
左足親指はく離骨折で九州場所を全休、初場所(1月7日初日・両国国技館)で初のカド番となる大関・白鵬(21)=宮城野=が冬巡業初日の3日、11月2日の手術後初めてまわしを着け、けいこ場に登場。患部をテーピングで固定しながら、ぶつかりげいこで幕内・春日王(春日山)に胸を出し、順調な回復ぶりをアピールした。取組にも名を連ね、大関・琴欧洲(佐渡ケ嶽)と対戦。土俵際の粘りも見せ、寄り切りで白星。「痛みはない。感覚は戻らないけど体が(相撲を)必要としている」と、笑顔。負傷後は落ち込んだが「(大関昇進前に)足首を痛めたとき相撲が(いい方向に)変わった。今回も、もっといい相撲を取れればいい」とプラス思考。復活へ向け、大きな一歩を踏み出した。 



 スポニチ 12月 5日
<抜粋> 九州場所休場の白鵬が冬巡業で復帰
大相撲九州場所を左足親指の骨折で休場した大関・白鵬(21=宮城野部屋)が3日、佐賀・みやき町で始まった冬巡業で復帰した。朝稽古では約1カ月ぶりにまわしを締めた。「見てると体が動きたくなって、ついついやってしまった」と最後の最後にぶつかり稽古で春日王に胸を出した。「怖かった。親指は土俵から浮かしてた」と恐る恐るの再始動だったが、取組にも参加して琴欧洲を寄り切った。休場中も腕立て伏せやてっぽうなどで調整を続けており、体重も変わりないという。大関昇進や初優勝、休場を味わった06年を「人生いろいろだね」と振り返り「もう一度綱獲りに挑戦したい」と来年に向けて決意を示した。  



 長崎新聞 12月 5日
<抜粋> そうめんで「横綱の綱」 有志が白鵬関に寄贈
南島原市の市民有志が四日、大相撲冬巡業島原場所のため島原市を訪れた大関・白鵬関に松島市長を通じ、そうめんで作った「横綱の綱」を贈った。「綱」作りには南島原市西有家町で初盆の家の仏壇に飾られるそうめん製のすだれ作りの技術を応用した。西有家、有家両町の仲間九人が参加。約九キロの手延べそうめんを加湿して戻し、慎重に製作し約五時間で仕上げた。最も太い腹に当たる部分は直径約十一センチあり、九人はすだれ作りの経験を総動員し、「雲竜型の綱」を完成させた。幕内力士土俵入り前のわずかな時間を使って贈呈式を実施。松島市長が「早く横綱になってほしいという願いを込めました。頑張って」と声を掛けると、白鵬関は笑顔を見せていた。製作にかかわった男性は「渡すことができてほっとしました」と話していた。「綱」は贈呈まで巡業が行われた島原復興アリーナのロビーに展示され、訪れた市民が「へえ、これがそうめんね」「ようできとるね」と驚いた様子で見入っていた。   



 スポーツ報知 12月 21日
<抜粋> 
初場所で20回目の優勝を狙う横綱・朝青龍は20日、日本プロスポーツ大賞・殊勲賞を受賞し「今年は最後(九州場所)で全勝優勝したのでいい年になった。来年もいい年にしたい」と、笑顔を見せた。角界からは功労賞の大関・白鵬(宮城野)は出席したが、新人賞の幕内・把瑠都(尾上)が欠席。来場していた北の湖理事長(元横綱)は「欠席の連絡は私にも関係者のところにも来ていない」と、おかんむりだった。  



 毎日新聞 12月 21日
<抜粋> 
左足親指骨折で九州場所を全休し初場所がカド番の白鵬は21日、日本相撲協会の忘年会に出席。初場所については「出て、とにかく守らないと」と出場への強い意志を示した。患部には細いボルトが埋め込まれたまま。白鵬は「どうしても意識してしまう。無理せず徐々にペースを上げたい」と心配そうに話した。  



 サンスポ 12月 22日
<抜粋> 
カド番を迎える白鵬はこの日、相撲協会の会合に姿を見せ、復調は遅れ気味 
「まだ関取衆とけいこするのは無理だと(医師に)言われているから…」  



 スポニチ 12月 22日
<抜粋> 
≪白鵬「今場所は出る」≫カド番の白鵬は骨折した左足親指に不安を残しつつも「今場所は出る」と出場は明言した。まだ相撲を取るまでには至らず、感覚を取り戻すための稽古をしている。23、24日に立浪一門の連合稽古が予定されているが、関取衆の申し合いには加わらない考えで「週明けぐらいから相撲を取れるようにしたい。それまでは相撲は取らない」と見通しを語った。  



 スポーツ報知 12月 22日
<抜粋> 白鵬が復帰へ向け精力的なけいこ
左足親指の付け根を骨折し、九州場所を全休した大関白鵬が22日、宮城野部屋で十両龍皇と17番取った。左足の踏み込みには本来の鋭さがないが、そのほかの場面で患部をかばう様子はなく精力的に汗を流した。「左足は順調に治っている。痛みはあまりない」と明るい表情だった。初場所は初めてのかど番。「様子を見ながらペースを上げていく。8連勝でかど番を脱出したい」と力強く話した。  



 朝日 12月 22日
<抜粋> 九州場所全休の白鵬、関取との申し合い再開
左足親指骨折で大相撲九州場所を全休した大関白鵬(21)=モンゴル出身、宮城野部屋=が22日、関取との申し合いを再開。初のカド番となる初場所に向け、本格始動した。「けがは日ごとに良くなっている」。番数を重ねるごとに、負傷した左足を踏み込んでまわしを引きつける得意の形が戻ってきた。「医者からは、関取との申し合いはまだ駄目って言われたけど、やっちゃった。けがしたのは指だけだもん」。人なつっこい笑顔でも、やる気と意欲に満ち満ちていた。  



 スポニチ 12月 23日
<抜粋> カド番大関・白鵬 手応えの17番
大相撲初場所(来年1月7日初日、両国国技館)で初のカド番を迎える大関・白鵬(21=宮城野部屋)が22日、本格的な稽古を再開した。先場所前に骨折した左足親指は全快とはいかず、白鵬も「相撲を取るのは週明けぐらい」と話していたが突然の方針転換。「なんだかその気になっちゃって」と十両の龍皇と17番取った。「まだケガする前みたいにはいかないけど、いい感じになってきた」と手応えをつかんだ。25日には前師匠の熊ケ谷親方(元幕内・竹葉山)とともに、モンゴル大使館で「チンギス・ハーン勲章」の授章式に出席するという。父ムンフバトさんも年末まで日本に滞在。「8連勝でカド番を抜けたい。来年はとにかく2回目の優勝をして、綱獲りをしたい」と復活を期す白鵬の周囲が次第ににぎやかになってきた。   



 日刊スポーツ 12月 23日
<抜粋> 
かど番大関白鵬(21=宮城野)が22日、来年初場所(1月7日初日、両国国技館)に向けて本格的なけいこを開始した。7日の徳之島巡業で古傷の左足親指を痛め、ドクターストップがかかっていた。まだ患部を完全には曲げられない状態だが「ついその気になった」と十両の龍皇と17番。「5番まではどうなるかと思ったけど、だんだん体が温まってきた。痛みも少ない」。この日は母国からモンゴル相撲の元横綱で父のムンフバトさんが来日。日本とモンゴルの2代横綱の夢を実現させるため、まずは初場所を、かど番脱出と横綱昇進へのステップにする。  



 デイリースポーツ 12月 23日
<抜粋> けいこ“見切り発車”も白鵬上々
左足親指付け根の骨折で九州場所を全休し、来年の初場所(1月7日初日、両国国技館)を初のかど番で迎える大関白鵬が22日、都内の宮城野部屋で故障後初めてけいこを再開した。十両龍皇を相手に左上手を取る得意の形も見せて14勝3敗。医師からけいこ再開のGOサインも出ない前の“見切り発車”も手ごたえは十分。4針縫った患部は皮膚が引きつって指が曲がらない状態だが「相撲を取りたくてウズウズしていた。最初は感覚を忘れていたけど、だんだん体が温まってきたら体が動きましたね」と、笑顔を見せた。この日の午後には父ムンフバトさんも来日。25日に都内で行われるモンゴル建国800周年のイベントに参加するためで「オレも当日チンギス・ハンの勲章もらえるらしいんだ」と大喜び。初場所へ「8連勝でかど番を脱出して優勝するくらいの気持ちでいきたい」と、終始ご機嫌だった  



 サンスポ 12月 23日
<抜粋> 【大相撲】白鵬が本格けいこ再開「8連勝でカド番を脱出したい」
左足親指の付け根を骨折し九州場所を全休した大関白鵬(21)が22日、東京・墨田区の宮城野部屋で本格的なけいこを再開した。十両の龍皇を相手に17番取るなど精力的に汗を流し、「最初の4、5番はどうなるかと思ったが、だんだんいい感じになってきて、その気になった」。午後からは国技館で行われた力士会に出席し、館内の相撲博物館に一人で立ち寄った。「横綱の太刀と化粧回し展」で歴代横綱の写真を真剣な表情で見つめ、「やっぱり(横綱は)いいね」とポツリ。初場所でのカド番脱出はもちろん、来年の綱とりまでも思い描いているようだった。「足に不安はなくなってきた。8連勝でカド番を脱出したい」。調整遅れが心配された白鵬が、2場所ぶりに豪快な技をみせつける。(大塚功)  



 日刊スポーツ 12月 24日
<抜粋> 白鵬が連合げいこ参加、30日まで休みなし
大関白鵬(21=宮城野)が24日、朝日山部屋で行われた立浪・伊勢ケ浜連合の連合げいこに参加し、平幕、十両を相手に21番(20勝1敗)をこなした。得意の右四つから相手を圧倒して20勝。休場した九州場所前に痛めた左足親指は足袋とテーピングで固定したままだが「また、ついやってしまった」と話した。初のかど番になる初場所(来年1月7日、両国国技館)に向けて年内は30日まで休みなしで土俵に立つ。  



 日刊スポーツ 12月 25日
<抜粋> かど番脱出へ白鵬21戦20勝
かど番大関白鵬(21=宮城野)が24日、朝日山部屋で行われた立浪・伊勢ケ浜連合の連合けいこに参加し関取衆と21番をこなした。高見盛に寄り切られたのを除き、右四つから相手を圧倒して20勝。熊ケ谷親方に「体が一回り小さくなったイメージだが、スピードがある」と言わしめた。もっとも本人は、休場した九州場所前に痛めた左足親指に不安を抱えていることから「まだけいこをしてはいけないのに(21番も)やってしまった」と言った。25日の横審けいこ総見での動きが、初場所(来年1月7日初日、両国国技館)の試金石になりそうだ。  



 時事 12月 25日
<抜粋> 
大相撲初場所(来年1月7日初日、東京・両国国技館)を控えた25日、横綱審議委員によるけいこ総見が国技館で行われ、幕内力士らが調整ぶりを披露した。20度目の優勝を目指す朝青龍は、琴欧洲との最初の一番で右肩を痛めたこともあり、7番で終了。休場明けの白鵬は21番取ったが、力強い寄りは少なく、いまひとつの内容だった。稀勢の里や琴奨菊、豊真将ら若手も強い存在感を示すまでには至らず、石橋義夫委員長は「全体的に番数が少ない。もう少し頑張ってもらわないと」と不満が残った様子。北の湖理事長(元横綱)は「まだ番付発表から4日目。今からどれだけ調子を上げてくるか」と各力士の奮起に期待した。  



 スポーツ報知 12月 26日
<抜粋> 
けいこ総見では、初場所で初のカド番となる大関・白鵬が、関脇・雅山らと21番(15勝6敗)の申し合い。骨折した左足親指の影響から動きは重く「幕内は当たりが違う。痛みはないけど(動きが)硬いよ」と、首をかしげた。北の湖理事長も「内容はいまひとつ」と、厳しい評価。



 読売 12月 26日
<抜粋> 
左足親指のはく離骨折で九州場所を全休し、初の大関カド番を迎える白鵬は、足の運びなどに不安を感じさせた。関脇以下の力士と21番。「指の痛みはないけど、まだ硬い感じがする」と本人も明かすように、相手のいなしに簡単に体が泳ぐなど、安定感に欠けた。完全復活までに時間はかかりそうだが、「けいこ内容は良くなっている。スタミナをつけ、一番一番集中してやりたい」と、ペースアップしながら、新年の土俵に備える。  



 スポーツ報知 12月 26日
<抜粋> 
大関白鵬が26日、東京都渋谷区のモンゴル大使館で母国モンゴルから「建国800周年記念メダル」を授与された。白鵬の父、ムンフバト氏と指導する熊ケ谷親方にもメダルが贈られた。今年はチンギスハンによるモンゴル帝国建国の800周年。白鵬は春場所後に大関へ昇進し、モンゴルの存在を日本でアピールした功績を認められ、白鵬を育てた2人も評価された。白鵬は「親方の指導もあって大関になれた。800周年で表彰されて本当にうれしい」と喜びを語った。2007年は日本とモンゴルが国交を樹立して35年。熊ケ谷親方は「来年、横綱になってくれれば最高」と期待を寄せた。  



 サンスポ 12月 27日
<抜粋> 
年末恒例の「スポーツ10大ニュース」の出稿が終わった。毎年、少なくとも一つは顔を出す大相撲ものが、今年はとうとう一つもなかったのは寂しい。朝青龍が一人横綱になって丸3年たった。来年はそろそろ「新横綱誕生」がニュースにならないことには、大相撲の存在感は薄れるばかりだ。九州場所、左足親指の骨折で全休し、かど番で1月7日の初場所初日を迎える大関白鵬に期待したいが、25日の横綱審議委員会けいこ総見では、足の運びに不安を感じさせ、引かれて簡単に前に落ちる場面も多かった。万全の状態には、ほど遠いようだ。かといって、朝青龍と唯一互角に渡り合える力士でもあり、次の横綱は白鵬以外は考えにくい。「初場所は、ならし運転で10勝すれば上でき。春場所で調子を上げ、夏、名古屋場所あたりで連続優勝が期待できるのでは…」と、ある親方は見る。雌伏1年。今年は準優勝で見送られた名古屋で、めでたく綱取りということになるのか。しかし、7月8日初日の名古屋場所は思わぬ“強敵”が現れた。同5日公示、22日投開票で固まった参院選だ。自民党が敗れれば安倍政権危うし、という天下分け目の大一番。世の中、相撲どころではなくなる。まして22日は千秋楽。白鵬の綱取りが決まったとしても、開票結果の渦に飲み込まれ、しらけた横綱誕生になるのは避けられない。元々自民党は、投票率が下がって有利になる1週前の3連休中日の15日投開票を画策していたとか。しかし、公明党が「姑息な手段と国民から批判を受けかねない」と主張。22日にずれたのは相撲協会にとって不運だった。名古屋場所までに綱を取れ、と白鵬の尻を叩くしかない。  



 毎日 12月 28日
<抜粋> ユニセフ募金の呼びかけに参加
創立50周年を迎えた「日本ユニセフ協会」が23日、東京・渋谷区の恵比寿ガーデンプレイスで開発途上国の子どもたちの命を守るための年末街頭募金の呼びかけを行った。著名人が大勢参加したこのイベントにRyuの姿も見られた。クリスマスの飾り付けで華やかな中央広場で、協会大使のアグネス・チャンさんをはじめ、女優の山本未來さん、大相撲力士の白鵬さんなどが募金を訴えた。Ryuは韓国で活動をしている頃から個人的にユニセフの活動には協力してきており、今回もその一環として自主的に参加。寒空の下だったが、笑顔で買い物客などに募金を呼びかけていた  



 スポーツ報知 12月 28日
<抜粋> “育ての親”が白鵬に太鼓判…1月7日初場所
初場所で初のカド番となる大関・白鵬(21)=宮城野=の復活に太鼓判が押された。27日、東京・墨田区の宮城野部屋で、十両・龍皇を相手に申し合いを26番。左足親指骨折の影響で重かった動きにもキレが戻り22勝。「動きが速い。これが本場所で出れば10番ぐらいは勝てる」育ての親・熊ケ谷(元幕内・竹葉山)が、納得した表情を見せた。白鵬も「不安がなくなって来た」とニッコリ。けがへの怖さが抜ければ、横綱・朝青龍の対抗馬になることは間違いない。  



 デイリースポーツ 12月 28日
<抜粋> 白鵬、初のかど番にも動じず
期待の男が帰ってくる。先場所を全休し、大相撲初場所(来年1月7日初日・両国国技館)は初のかど番で臨む大関白鵬。勝ち越せなければ大関から転落のピンチにも「普通に相撲を取れば、負け越すことはない」と自然体で構えている。28日は宮城野部屋で十両の龍皇と21番。先場所前に骨折した左足親指の回復は順調で「いい感じでやれている。かど番という意識はあまりないし、逆に燃えてくる。痛いとか言ってられないよ」と表情は明るい。立ち合いの鋭さも戻ってきた。今年は3月の春場所後に大関に昇進し、翌場所に初の賜杯を抱いた。だが綱とりに初挑戦した名古屋場所であと一歩のところで泣くと、暗転。納めの九州場所はけがで土俵を離れてしまった。そんな一年について「悪くはなかったけど、最後が駄目だったよね。いろんな経験を積んだから、来年はそれを生かしたい」と力説する。柔軟な体を生かした安定感あふれる相撲。朝青龍の対抗馬となると、やはり白鵬の名前が真っ先に挙がる。2007年の抱負を聞くと「まずは2回目の優勝。そして横綱昇進を目指して頑張る」と頼もしい答えが返ってきた。21歳の若き大関は、新年の場所で完全復活を印象づけるだろうか。  











© Rakuten Group, Inc.